伊勢的新常識BOOTHをオープンしました

サークル伊勢的新常識の頒布物を通販で購入できるBOOTHをオープンしました。

iseteki.booth.pm

先日のコミックマーケットでも頒布した、Aristeaのラバーストラップと、屏風本ことZ-01K HACK BOOKを取り扱っております。

Mastodon対応クライアントに進化した Aristea のかわいいラバーストラップ、ぜひゲットしてくださいね!

母が亡くなった後の手続きを自力でやりきったので記録しておこうと思う (1) 葬儀とその時期の手続き

5月、母が亡くなった。 このことについて、心情的なところを書き始めると僕もつらいし興味ない話なのでここで語るのは避けようと思うが、人が亡くなった後の手続きはいろいろ参考になることも多いと思うので書き残しておこうと思う。

連載インデックス

続きを読む

読んだ:大逆転! コンチネンタル航空奇跡の復活

高校の3年間図書室に通い、図書委員を続けていたわりに僕には読書の習慣はなく、読むにしても技術書でした。 しかし、技術だけでは対応できない場面が増えてきたことを感じて、最近はちょっとずつで良いから読むようにしています。 学生時代、読書感想文は全部スルーしてきたのでまともな文章書けたもんじゃないのだけど、読んだ本について書いていこうと思います。

ここ2ヶ月ほどかけて読んだのはこちらの本。

大逆転! コンチネンタル航空奇跡の復活

大逆転! コンチネンタル航空奇跡の復活

コンチネンタル航空を再建したゴードン・ベスーンが著した、再建の流れが書かれた本。

続きを読む

コーディング中に聴いてる音楽

誰かが「〜を作ってる時に聴いてる曲を知りたい」みたいなことを Twitter で書いていた気がするので、業務コーディング中に聴いてるオールタイムベストみたいなのを書いてみようと思います。

その時々でリリースされたものを聴いてる時ももちろんありますが、特に長時間のコーディングではこのあたりの曲をかけていることが多いです。

  • コーディング中はボーカル入ってない方が好みですね。
  • 基本的に、同じ曲を何度も聴くスタイルなので、それほど多くないです。
続きを読む

グランフロントで働くのやめました

f:id:iseebi:20160514162110j:plain

このたび転勤で本日6月1日から東京配属となりました。*1釣りっぽいタイトルつけてみたかったんです、会社はやめてないです、ごめんなさい。

今の会社に転職してきてそろそろ 5 年、前の会社を辞めたのもだいたい 5 年だったので、時期としてもちょうどいいタイミングだったと思っています。

*1:実際は de:code 2016 に参加するのにあわせて移動していました。

続きを読む

3Dプリンタを買いました

f:id:iseebi:20160305204729j:plain

思い立って3Dプリンタを買いました。

自転車マウンタとか、ベッド用タブレットアームとか色々買ってきたのですが、せっかくこれ引っ掛けるところがあるんだったら色々ドッキングしたいなーと思っていて、DMM.makeの出力サービスとかでいい感じにできるかなと思ったのですが、トライアンドエラーで何度もやり直しができないので、自信がない。

やはり手元にあったほうがいいと思って3Dプリンタ欲しいと思ってはいたのですが、10万オーバーの世界だよなあと思いつつも調べたら、6万くらいで買えて、使いやすそうなダヴィンチという製品群があることを知りました。いろいろ検討して、ダヴィンチ1.0A という機種を買うことにしました。

ダヴィンチ 1.0A

ダヴィンチはXYZプリンティングという会社の製品群で、熱溶解フィラメント製法という、材料を細い線にしてリールにしたフィラメントというものを溶かして積み重ねてモデルを作ります。

1.0Aはこの会社の中の製品としてはエントリーユーザー向けの機種にあたります。最大で 20cm 四方のモデルを出力できます。

3Dプリンター ダヴィンチ 1.0 A

3Dプリンター ダヴィンチ 1.0 A

エントリーユーザー向けとしてはダヴィンチJr.という機種もありますが、こちらは安い代わりに出力できるサイズが 15cm 四方となります。

3Dプリンター ダヴィンチ Jr. 1.0

3Dプリンター ダヴィンチ Jr. 1.0

もう少しコンパクトだと思ってたら結構大きい箱で届いてびっくりしました。玄関塞いじゃって、独り身の1K部屋に入れるためには一度家具を動かす必要がありました。

f:id:iseebi:20160305094800j:plain

付属品はこんな感じ。モデルをステージからはがすためのへら、プリントヘッド掃除用のブラシなどがついています。あと出力する上で大事なスティックのりがついています。あとなぜかプラスチックの板がついてて何に使うんだろう…と思ったら、持ち上げる時に使うハンドルの穴を塞ぐためのパーツでした。

f:id:iseebi:20160305201728j:plain

モデルの作成

f:id:iseebi:20160320210724p:plain

学校は機械系と情報系を組み合わせた感じの学科だったこともあり、CAD を中心に勉強してたので、簡単な使い方は知っていました。いまでも IT エンジニアには Illustrator よりもわかりやすいんじゃないかな、と思います。

学生当時は 2D は AutoCAD、3D は Rhinoceros や Pro/ENGINEER を使っていましたが、いまは 123D Design という非商用無料の 3D CAD ソフトがありましたので、これを使うことにしました。2D 系の操作にショートカットがあまり定義されていなくて操作性の部分は微妙だなと思ったのですが、そこそこ直感的に使えてこれから始める人にはいいと思います。

また、僕はジョイントを持っているものに対して違うものをひっつけたかったので、測定用にノギスも買い、これで測りながら 123D に落としていきました。

作成したモデルは STL という形式に出力すれば、ダヴィンチの出力アプリである XYZware に読み込ませることができます。

モデルの出力

f:id:iseebi:20160320211548p:plain

XYZware で STL ファイルをロードするとモデルが現れるので、ステージのどの部分に出力するかを指定することができます。

プリントボタンを押すと、パラメータの設定画面が出て、ここでモデルの出力時の調整ができます。

プリントボタンを押すと、所要時間とフィラメントの消費量の見積もりが表示されるので、それでよければプリントを開始します。

プリント前にモデルが出力される箇所にスティックのりを塗ります。これをしておかないと、モデルを出したときにステージにフィラメントが固定されず出力が失敗します。また、モデルが出る部分だけではなく、向かってステージ右手前側にテストプリントが行われるため、ここにも塗っておく必要があります。

f:id:iseebi:20160320211921j:plain

プリントが始まるとエクストルーダー(プリントヘッド)は 210 度、ステージは 90 度に熱せられます。ステージの余熱に時間がかかり、実際に出力が始まるまでは 5 分程度かかります。

モデル出力後は冷却され、ステージが終わって完了となります。モデルをはがした後は、濡らした布でスティックのりを拭き取って、乾拭きして終わり、という感じになります。

作ったもの

この 2 週ほどで作ったものです。

モバイルバッテリーマウンター

最近 iPhone 6 Plus のバッテリーがもたなくなっていて、3時間で20%とかになってしまうのですが、バッテリー交換するにも画面左下欠けてておそらくここも直さないと交換してもらえないと思うし、今年買い替えることを考えると無駄な出費だと思っていました。

サンワダイレクトの 800-BYPDA2BK という自転車マウントはiPhone側に専用のケースをつけるタイプとなっています。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00SUY7T1Qwww.amazon.co.jp

ここの固定部分にダンボーバッテリーを固定するプレートを作りました。しっかりケース固定にしてもいいかなと思ったんですが、めんどくさいと思ったので輪ゴム固定。

タブレットアームのiPhoneジョイント

先ほどの自転車マウントケースのジョイントパーツを使って、iPad を接続するアームに iPhone をマウントできるようにするジョイントを作りました。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00NHKW9UYwww.amazon.co.jp

Venue 8 Pro 用のスタンド

ThingverseXYZプリンティング公式サイトのギャラリーなど、3D モデル共有のサイトから無料でダウンロードできるモデルがたくさんあり、そのまま出力したり独自の拡張を加えることができます。これはこちらのモデルをそのまま出力しただけですが、とってもぴったりでよかったです。