ライブのチケットをAirtableで管理してみたらわりと良かった

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ここ数年は決まった声優さんだけではなく、様々なアーティストのライブに行くことが多くなってきた。ロックバンドのライブは封入先行、オフィシャルHP先行、プレイガイド先行など、予約するタイミングが複数あって、予約先もアーティスト公式/ぴあ/e+だけではなくLINEチケットやなどのチャンネルに分かれている。

そうすると何が起こるかというと、同じライブのチケットを複数の先行予約で購入してしまうということだ。他にも同じ日に異なるライブのチケットを買ってしまうことも出てくるだろう。しかも1枚4000円〜10000円くらいするので、そのようなことがあるとおサイフのダメージが大きい。

防ぐためにちゃんと管理しないと…と思うと出てくるのがこの衝動。

アプリ作ろうと思ったのだけど、いや、どう考えてもそこまでコストかけることか…?Accessの現代版はないものか…?と思っていたら丁度よさそうなAirtableというサービスを見つけた。

airtable.com

2ヶ月ほど運用してみて、わりと良い感じだったので、どう管理しているか紹介しようと思う。

ベースになるのは「チケット」

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イベントに対して複数の「購入ステージ」があるため、イベントをマスタデータにして参照する形にしています。

リレーションも簡単に定義できます。

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ステータスは「抽選中」「発券待ち」などを準備。単一選択はカラーを定義できます。

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ビューが充実していて、通常のテーブルスタイルの他にカンバンボードやカレンダーも作ることができます。イベントカレンダーもこの通り。

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更に画像があればギャラリーというものも使えて、一発で見た目良い感じになります。アーティストのマスタデータにはアー写を入れてあるので、こんな感じに。

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アプリももちろんあります。

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専用品じゃないので、日付入れるときにデフォルト値がないとか、いろいろ細かい気になりポイントがあります。しかしこれくらいのデータ入力がさくさくっと作れるのは本当に便利です。 1データベースあたり1200レコードまで無料枠があるので、個人のデータ管理であれば十分いけるのではないかと思います。

あと一番の手間は入力が必要なことなのですが、楽しみなデータを扱っているからか今のところ入力が苦になっていません(自分にとっては)。APIも揃ってるようなのでその気になったらGmail解析して自動的に補完するとか、いろいろやりようもありそうです。