シンプルな仕組みで様々なワークフローに適合させることができるローカライズ文言管理ツール hoshi 0.8.0 をリリースしました。
hoshi についてはこちらの記事をご覧ください。
今回の主な変更は2つあり、一つはhoshi version形式でのパブリッシュです。これはフレーズメタデータを後工程で利用してツールを作る際に、全バージョンがマージされたデータが必要となるためです。これによりフレーズデータにキー以外のモデル名などを付与して、コードを自動生成させるといったワークフローを実装することができます。 また、プレフィクスを付与する運用においてプレフィクスが埋まってしまった場合に一度そこまでを全マージした上でカウントを巻き戻すという運用も見越しています。
もう一つはプロジェクト全体構成の整理です。 元々hoshiはhoshi Editorを中心としたGUIの環境をスタートラインに置いていましたが、実際はCLIのほうが進化が早く、hoshi-cliをhoshi本体とし、Editorを周辺ツールの立ち位置にする方が良いという考えに至ったからです。 また、CLIとEditorがかなり密に結合されていたので、npm workspaceでのマルチパッケージモノレポにプロジェクト全体を整理しました。
変更内容
- hoshi version 形式でのpublishに対応
- [Breaking Change] コンポーネントの名前を変更
- hoshi-cli → hoshi
- hoshi -> hoshi Editor
- プロジェクトの構成を npm workspace 形式のモノレポに変更
- その他バグ修正
ダウンロードはGitHubからどうぞ。