最近自分の周りでいろいろと環境が変わる話があり、そんな中お勧めしたいサービスがあったのでブログに書いてみようと思う。
アルバムやデバイスの箱、大量に作ってしまった同人誌の在庫など、捨てることはできないが家に置いておくのはスペースがもったいない、というようなアイテムの保管にネット倉庫サービスをずっと使っている。段ボール1箱単位で、月に数百円からで預かってくれる。
ネット倉庫サービス利用の流れ
サービスごとにちょっとした違いはあるが、だいたい以下のような感じ。
- アカウントを登録し、専用の段ボール箱を購入する。
- 宅配便の着払いで倉庫に送る。
- 預けた箱の数だけ毎月クレジットカードに課金される。
- 必要になったらネットから取り出し要求をかけると発送してくれる。
家の近くで借りないと利便性の出ないトランクルームと違い、引越時にもそのまま預け直す必要がないのが良いが、出し入れのたびに送料がかかりがちなのと宅配で少し時間がかかるのが難点。
使っているサービスの紹介
僕は今のところ2つのサービスを併用している。
ネットde倉庫
ネット倉庫サービスの草分け的存在で、2010年にはすでにサービスを開始していた。僕は2012年から利用開始。1箱あたり205円/月で預かってくれる。
元々半導体工場にするつもりだった場所を倉庫に流用しているとのことで、設備面も良さそう。ただ、システムは2010年から変わってなくてちょっと古くさい感じになってきている。
minikura
ただ箱ごと預けるだけではなく様々なサービスを展開している。メインとしてフィーチャーされているminikuraMONOは、送った物を1枚ずつ写真で撮影して(30枚まで)、必要な物だけ取り出せる。
ネットde倉庫と同じ、箱単位で出し入れするサービスminikuraHAKOは月200円(税込)。
(ちなみに、どこからか申し込むと専用ケースが5箱無料でもらえたりする…)
使い分けている理由・サービス比較
ネットde倉庫は専用ケースの発送・入庫・出庫すべてに送料がかかる。minikuraHAKOは、専用ケースの発送・入庫には送料がかからず、発送も1年以上保管すれば送料がかからない。
送料だけで見たら圧倒的にminikuraHAKOの勝利なのだが、ネットde倉庫を併用しているには、専用ケースのサイズの使い勝手が良いからだ。また、Mサイズボックスというものもあり、こちらは309円でより大量に荷物を入れることができる。
ただ、minikuraHAKOにも「アパレルボックス」「ブックボックス」という違うサイズのボックスも増えていたので、これらを使うとまた印象は違ってくるのかもしれない。
項目 | ネットde倉庫 | minikuraHAKO |
---|---|---|
月額費用 | 205円/月 | 200円/月 |
ボックス費用 | 200円 | 200円 |
ボックス購入時送料 | 有料 | 無料 |
入庫時送料 | 有料 | 無料 |
出庫時送料 | 有料 | 1年以上預けると無料 |
ボックスサイズ | 425mm×365mm×315mm (48864.375cm3) | 380mm×380mm×380mm (54872cm3) |
保管場所 | 富山県 | 宮城県 |
使い分けとしては、ほぼ取り出さないと想定されるアルバムや写真類をネットde倉庫、1年程度で出すことが想定されるガジェット箱類や同人誌などをminikuraHAKOで預けている。