2010年の端末陣形・回線運用を考える

いよいよHYBRID W-ZERO3の料金発表も行われ、来年6月の噂も立ちはじめだんだんワクワクする感じになって参りました。魅力的な端末がいっぱい出てきている一方、どれもこれも通信料が高止まりしており全部まともに使うと大変なことに。

これからのことを考えつつ、2010年どう身のふりをすると望むすべてを手に入れられるか、現時点での情報を元に考えてみます。

※僕が今後の運用を考えるために簡易的に試算してみただけなので、なにか大きな見落としがあるかもしれません。あとユニバーサルサービス料とかこまいのは抜いてます。あくまで参考情報としてご覧ください。

これまでの運用

iPhone 固定費 2314 (980/2+1029+315+1700-1220)
データ上限プラス 3381
EMONSTER(H11T) 固定費 1315 (1000+1000-1000+315)
データ上限プラス 3980
D22HW 固定費 580 (1円端末)
合計 11570

現在のメインの運用端末はiPhoneEMONSTERiPhoneは5月に契約しています。EMONSTERには音声サービス開始時(2008/04)に買ったH11TのSIMをさして利用しています。これ以外に9月に契約した1円端末のD22HWがあります。

iPhoneはホワイト学割が適用され、基本料金は980/2、パケット定額フルの下限が1029、S!ベーシックパックの315、端末代の 1700-1220=480。下限2314円。パケットは上限まで使うため+3381円で5615/月。

EMONSTERについても学割が適用され、月の下限は1000円とEMnetの315円で1315円/月。D22HWはスーパーライトデータプランの下限でSIMを寝かせていて、580円/月。

今後の運用を考えるときに

今後の運用を考える上で鍵となるのがポケット無線LANルーター。先日、coviaのCMR-250というポケット無線LANルーターを購入しました。これがかなりよくて今回この思い切ったプランを十分可能と思わせてくれました。

Covia バッテリー内蔵 モバイルルーター CMR-250

Covia バッテリー内蔵 モバイルルーター CMR-250

電池がだいぶもつ
EMONSTERをWMWifiRouterにしたら1時間ともちませんが、単体でも2.5時間は確実、eneloop mobile boosterをつなげば1日運用できそうなくらい持ちます。
すぐつながる
Wi-Fiなのでネットブック開いたらその場でつかんでくれます。3G内蔵するよりもダイアルがないぶんシームレスでいいです。
アクセスポイントモード
アドホックでだめなPSPDSiも普通につながります
iPhoneが快適
3Gで制限されるいろいろな機能がどこでも使えます。iTunes Music Storeのミュージックビデオ試聴ができるようになったのは個人的に最大メリット。

で、どうするのか

環境変数・条件
  • 月額費用全体で13000円超えないこと。(初期費用などの一時的なものは仕方ないとして受け入れる)
  • メインの回線としては趣味の影響やまた機種変どうこうのごだごだを影響を受けにくい普通のケータイがいい。スマートフォンは切ったり入れたりしそう。
  • 安心して使えるプッシュメールも必要。
  • うちの家族はau
  • iPhoneの現在の割賦残高は3万円くらい。
  • イーモバイルのケータイプランデータセットの端末は3月満期。
  • ちなみに通話はほぼしません。したとしても月10分以内。
ほしい端末
  • (Wi-Fiの使える)ガラケー → biblio
    • 「今後、番号を動かさない端末」として「シンプル一括で爆安」であることを条件に乗り換えたい。
    • メールはふつうにつかえるし、Wi-Fi WIN でパケット代かからないのも魅力。
    • 地雷端末とかもっさりとか言われてるけど今更ガラケーにあれこれ求める気はないので問題なし。
    • auなのは僕以外の家族が全員auのため。家族間Cメールの輪に復帰します。
    • 「安心して使えるプッシュメール」もezwebメールで。それ以外をここに適宜転送して通知に使います。
  • Windows Mobile 6.5 搭載端末 → HYBRID W-ZERO3
    • ダイヤルキー+キーボード付きが出ると踏んでた人としては冬モデルがみんな揃って残念賞だったので、本来はもうちょっと待ちたいんだけど、立場上いるかなと・・・
    • ランニングコストを考えるとHYBRID W-ZERO3にスペシャルプランの980円W-SIMさして運用すると一番安そう。
    • 単体ではEbIRCさえ使えればよく、速度が必要になればWi-Fi使えばいい。
  • 次期的ななにか
    • ぶっちゃけこれを見越した長期計画なのです。
今回のこの計画に伴う弊害
  • i.softbank.jp のアドレスが使えなくなる!
    • これが最大の問題。超良アドレスのうえ、IMAPで他の端末やPCからでも使える超便利ケータイメールが使えないとか耐えかねる。
    • 代替策としてauoneメール?
  • iPhoneが使えない
    • iPod touchに戻れるのか!?という問題。Wi-Fiで十分使えているので特に問題ないと思っています。
  • 2010年後半以後になんかいいものが来ても対応できない
    • いまの陣形は「上限到達で12000円くらい」だが、今度の陣形は「下限で12000円くらい」なのでこれ以上動かせなくなる。
    • HYBRID W-ZERO3に当てるリソースがでかく、あとあとすごいがっかりしそう
  • Androidがノーマーク
    • まあ Dev Phone 1 あるし・・・

2010年1月の運用

iPhone 固定費 2314 恐らく日割りで少し安くなる
biblio 固定費 980 プランEシンプルを新規契約
初期費用 4935 au契約手数料2835+SB MNP手数料2100
EMONSTER(H11T) 固定費 0 EMnet解約、ケータイプランデータセット
D22HW 固定費 4580 データプラン年とく割2
WILLCOM NS 固定費 980 スペシャルプラン
初期費用 3150
合計 16939
  • biblioを0円で探してiPhoneからMNPで新規契約。
    • この時点でiPhoneの割賦残高はだいたい3万円くらい+違約金で9975円かかるけど、iPhoneを中古に流して軽減。少しダメージがあってもやるならこのタイミングしかない。特別損失扱いで表にはのせていません。
  • W-SIM目的でWILLCOM NSスペシャルプラン980円/月を契約。HYBRID W-ZERO3に備える。
  • 事務手数料でいろいろと大変なことに

2010年2月の運用

biblio 固定費 980
EMONSTER(H11T) 固定費 0
D22HW 固定費 4580
WILLCOM NS 固定費 980
HYBRID W-ZERO3 固定費 2930
初期費用 3150 新規契約
合計 12620
  • HYBRID W-ZERO3契約。ただし黒耳と3GのSIMは速攻で箱の中でお眠り頂き、スペシャルプランのW-SIMを差込。
  • 黄色いW-SIM買ってMVP Global Summitいったときに試したかったけどSIMカードがないので諦め。

2010年3月の運用

biblio 固定費 980
EMONSTER(H11T) 固定費 0
D22HW 固定費 4580
WILLCOM NS 固定費 980
HYBRID W-ZERO3 固定費 2930
合計 9470
  • イーモバイルケータイプランが満期。年とく割に移行する前にケータイ定額プランベーシックへ移行しておく。

2010年4〜6月の運用

biblio 固定費 980
EMONSTER(H11T) 固定費 1780 MNP待ちのためケータイ定額プラン(ベーシック)へ
D22HW 固定費 4580
WILLCOM NS 固定費 980
HYBRID W-ZERO3 固定費 2930
合計 11250

2010年7月の運用

biblio 固定費 1505 Wi-Fi WINのキャンペーン終了
(なにか) 固定費 2314 H11TをMNP
初期費用 4935 契約手数料2835+EM MNP手数料2100
D22HW 固定費 4580
WILLCOM NS 固定費 980
HYBRID W-ZERO3 固定費 2930
合計 15739
  • 恐らくこのへんで新型くるんちゃうん。今使ってるiPhoneぐらいのお値段にしてほしいなあ。
  • このときにH11TのSIMがMNPで活躍。

2010年8月〜の運用

biblio 固定費 1505
(なにか) 固定費 2314
D22HW 固定費 4580
WILLCOM NS 固定費 980
HYBRID W-ZERO3 固定費 2930
合計 10804
  • この構成で安定するとこんな感じ。

その他

  • 2010年9月のタイミングでD22HWの年とく割が切れるが、そのタイミングでデータ主回線をドコモ移行というのもいいかも。