いろんな情報を集めながら何度か車中泊旅をしてきたところ、自分のスタイルが固まりつつあるのでこのあたりで一度まとめてみようと思う連載、今回は車中泊に使っているグッズについてのまとめ。
電源
昨今の車中泊ではポータブル電源を使う人が多く、僕もPowerArQ miniとJackery 700を使っている。どちらもAmazonで安かったときにポチった。
最初はPowerArQ miniで十分だろうと思っていたが、200W上限で電熱機器が一切ダメだったこともあり、出力が大きなJackery 700を後から買い足した。Jackery 700を買い足したとき、これだけあれば良いかなと思ったけど、結局両方ともガンガン使うことになった。特にPowerArQについては自由に電源の取りづらいIT系カンファレンスに持って行くという用途もできた。
PowerArQ miniはナイトテーブルとして使っている3列目運転席側シートの上に置いて、車内照明と電気毛布に使っている。Jackery 700は運転席後ろに展開するテーブルの下に置いて、調理やiPhoneの充電など、その他の活動に使うようにしている。
suaoki G1200みたく、タワーPCみたいな大きさで容量も出力も大きな電源もほしいけど、そもそもお値段がMacBook Airが買えるくらい高いほか、駐車場と家が離れていて家の近くに車を付けられないので持ち運び的に無理。あとフルフラットにできないセレナだと置く場所が微妙。
ベッド
車中泊のメインポイントとなる、就寝場所。セレナはフルフラットにしてもかなり段差があるので、上にシートをしかないと寝にくいと思う。一度エアベッドなしで寝袋で寝たけど痛かった。
エアベッドは小型のこちらを使ってる。3列目運転席側と壁の間にちょうど挟まって固定できる。膨らませるためには別途ポンプが必要なのでアクセサリーソケットからとれるポンプも備え付け。
山善 キャンパーズコレクション AC/DC電動ポンプ ブラック HB-124ADC
2列目の座面の部分が下に下がってるので、支えるようにニトリのホワホワクッション(固めクッション)を下に支えに入れている。
冬場はこのエアベッドの上に、ダイソーで買ったアルミシートを敷き、Nウォーム敷きパッドを敷いている。僕が使っているのは廃盤商品だけど、現行品だとこれらが近そう。
Nウォームを選んでいるのには理由があって、実家が極限節約で真冬に無暖房だったのだけど、Nウォーム敷きパッド+Nウォーム毛布にくるまっていると快適に過ごせたから。部屋の中にいるのに1桁気温だったのだけど…。
掛け布団は、寝袋を開いてかぶっている。我慢できないくらい寒いときは寝袋にくるまるという手が使えるので保険として寝袋を使っている。たぶん現行品はこれ。
Wonbor 寝袋 シュラフ 封筒型 コンパクト 軽量 車中泊 アウトドア キャンプ 登山 防災用 スリーピングバッグ 2.4kg 防水 快適温5℃ 丸洗い可能 収納袋付き
あと、ドンキホーテのPB、情熱価格PLUSの電気毛布も使っている。
情熱価格PLUS やわらかフランネル電気かけしき毛布|家電|商品紹介|ドン・キホーテのプライベートブランド(PB)「情熱価格」|驚安の殿堂 ドン・キホーテ
Nウォームに信頼置いている割に毛布はドンキなのかよって点だけど、ドンキの電気毛布はちょっと高いだけあって単体で十分暖かいし、電気毛布として使って更にぬくぬくできるのが良い。逆にNウォームだと暑くなりすぎたことがあった。もちろんNウォーム毛布も積んでいて、こちらは起きてるときのひざ掛けとして使っている。
照明
こちらのLEDライトを使っている。
ルートアール 調光・調色機能付き LED30灯USBバーライト コントロールスイッチ付き 電球色/昼光色 RL-BAR30DLC
上の短いのは、元々前の家で洗濯機周辺が暗かったので照らすために買ってあったものを再利用していて、それが良かったので長い方も買った感じ。
上から照らすためには、ホームセンターの量り売りで1.2m程度のゴムロープを2本を買って、ダイソーで買ったフックでルーフグリップ同士をひっかけ、そこに洗濯ばさみで固定している。
プライバシーシェード
断熱・プライバシー確保で窓に貼るシェードも用意した。かなり高いけどこれ。
吸盤をいい感じに貼るのにコツがいる。コツをつかんでもフロントは点検ステッカーの位置が悪くちゃんとひっつかない。バイザーで押さえてごまかしてる。また、カーアラームのインジケーターを外から見えるようにちょっと折って貼り付けている。ちょっとした監視中アピール。
作業用テーブル
前述の通り、セレナは車中泊用としては寝ることはできるものの、料理や作業できるスペースを確保するのが困難という問題がある。僕は2列目運転席側シートを普通の座席として使い、その前にテーブルを設置してこれを回避した。高さや大きさをいろいろ検討したところ、このサイズがピッタリだった。
折りたたみ アウトドア テーブル 高さ調整可能 キャップ ピクニック レジャー 軽量 60x40(26/48.5)cm REDCAMP
このテーブルを展開した場合は運転席側シートも前に出す必要がある。また、Jackery 700はこのテーブルの下に置いてあり、作業中の電源コントロールがしやすいようになっている。
調理器具
ここに関してはほとんど、車中泊Youtuberらんたいむさんの受け売り。
メインの電熱機器のおひとり様グリル、らんたいむさんが紹介した瞬間瞬く間にAmazonから消滅。その後ぼったくり価格のものがガンガン並んだけど最近は落ち着いたっぽい気がする。
ハック ちょこっと家電 贅沢鍋&グリル Φ12cm HAC2254
実は同じものが「ちょこっと家電」という別名で売られており、ヨドバシ.comで取り扱いがある(ただ今は取り寄せになっている)。
先の動画で最後に紹介されている収納ケースに入れる一式の道具をそのまま採用している。その他の道具は別途ダイソーで500円だったバスケット風ボックスに入れている。まあ影響受けすぎだなとは思う。
- 食器類
- 紙コップ
- 紙皿 (平皿とお椀型)
- 割り箸
- つまようじ
- れんげ (これは使い捨てではない)
- 調理機材
- 果物ナイフ
- まな板
- 包装・拭き取り
- ラップ
- ダイソーのくっつきにくいホイル
- アイラップ
- 小さいポリ袋
- ペーパータオル
- アルコール除菌シート
- 調味料とか
- 醤油
- アールグレイ (安いの買ったらガッカリな味だった)
収納
これだけいろいろ入れてても、全部トランクに納まっており、普段は普通の3列シートフル乗車が可能な状態になっている。
3列目シートの下にはポータブル電源と電熱調理器具・電灯吊り下げ用のゴムロープなどを収納したボックスを設置。
セレナのトランク部にはラゲッジアンダーボックスという床下収納があり、ここにも荷物が入る。
あとは寝具類などを普通に積み込む。
撮影用に全開状態で積んだけど、実際は下側にある程度ものを置いた後、デュアルバックドアの上側だけ開けて残りを詰め込む形にしている。
次はこれらの装備で行ってきた、2018年の旅の記録を簡単に紹介。