マンションに標準でインターネットがついている物件を渡り歩いてきたけど、昨年引っ越したときについにインターネット付き物件でなくなってしまったので自前でフレッツ光ネクストを契約した。
その際に、友人から PPPoE で接続していると遅い!IPoE 接続にすべき!みたいなことを聞いていたので、プロバイダには DS-Lite の IPoE のみが使用可能なエキサイトMEC光接続プラン TYPE-D を選んだ。
マンションタイプのVDSLだが、僕の使い方では50〜60Mbpsも出ていれば十分で、実際引越直後は 80Mbpsや90Mbpsという速度が出ていたので十分満足していた。
しかしこの数ヶ月、夜にやたらと遅くなることが増えてしまっていた。Splatoonで回線不安定で切断されることも多くなっていた。そうして、ついに昨日、ようやくウデマエSになったガチヤグラで勝てそうなときに通信が不安定になって我慢できずに対策を練ることにした。
スピードテストする
まず、各種スピードテストでスピードを確認する。
フレッツ光の場合、フレッツのネットワーク内で既にスピードが遅い場合と、インターネットまで出たときに遅い場合があるので、フレッツのネットワーク内のスピードテストとインターネットのスピードテストの両方を見る必要がある。
フレッツのネットワーク内のみでのスピードテストは サービス情報サイト で可能。IPv4 は speedtest.net IPv6 は fast.comあたりで見ると良い。
するとフレッツのネットワーク内では全く問題のないスピードだが、IPv6もIPv4もインターネットまで出ると遅い、ということがわかった。
という話をすると「だいたい PPPoE で繋いでるでしょ?IPoE にしたらすべて解決!」みたいなことをいっぱい言われるわけだけど、これはすでに IPoE の話である。
思い切ってプロバイダ乗り換え
DS-Lite を取り扱っているのはインターネットマルチフィードの回線を使っている場合だけど、v6プラスを使っている人たちはそんなことがないと言う。調べてみると、MEC光は夜遅いという評価が流れているのをみかけて、これはプロバイダかも?と思い、思い切ってプロバイダをチェンジすることにした。
今回、プロバイダ乗り換えに当たって3点条件をつけて探した。
- 同じように遅いプロバイダ引いてしまう可能性がありそう、IIJmio が遅くて最近印象が悪い、というあたりから「インターネットマルチフィードでないこと」
- 今のマンションではCATV系の光も入っており、来年フレッツのにねん割の契約期間切れるときに見直しする案もあることから「年数縛りがないこと」
- 予定してない乗り換えでもあるので「MEC光接続プランから料金が大跳ねしないこと」
そうなると選択肢は少なく DTI光シンプルプラン を選択することになった。うちはマンションなので680円/月になってなんとMEC光より安くなった。
プロバイダの切り替えはそれほど手間ではなかった。
夜に手続きをしたら、朝には回線が切り替わった。
ルーターが未対応
しかし、そのままでは IPv6 しか疎通しなかった。Aterm WG1200HP3の設定を変えてもダメ。DTI光のIPoEはつい最近OCNバーチャルコネクトになったらしく、これに対応したルーターが必要とのこと。v6プラスと書かれていた古い情報を元に突撃したものの、確認不足だった。
となるともうルーター入れ替えるしかない。しかしまだOCNバーチャルコネクトに対応した機種は少ない。 色々調べた結果、ドコモ光ルーター01 というのが、いつも使ってる Aterm の OEM だし、なんと言ってもヨドバシが当日中に配達できると言っているので即ポチ。
届いたドコモ光ルーター01は、ファームウェアが少々古く、一旦 PPPoE でインターネットに繋いでから*1ファームウェアバージョンアップすることでOCNバーチャルコネクトへの接続ができるようになった。
導入の結果
夜の時間にも 60Mbps が安定して出るようになった。 しかし、MEC光では90Mpbsとか出ることもあったトップスピードは下がった気がする。でもまあ安定して使える方がうれしい。