Mac用SubversionクライアントsvnXで濁点付きのファイルを扱えるようにする
MacでSubversionを使ったソース管理でGUIがほしい方はsvnXというクライアントを使っている方が多いと思いますが、Windowsと共有していて日本語ファイルをやり取りしていると、濁点を含むファイルがWindows上で化ける場合があります。
これはUTF-8のNFC/NFDの問題でWindowsとMacでのファイルのやりとりでよく起こる問題です。
これは、MacPortsでunicode_pathパッチ付きSubversionを導入すれば解決することができます。
1.MacPortsを導入する
MacPortsの導入についてはMacPortsでステキなUNIXツールをインストール - はこべブログ♨が参考になります。
2.MacPortsでunicode_pathパッチ付きのSubversionを導入する
ターミナルを開いて、以下のコマンドを入力します。MacPortsが自動的にダウンロードしてコンパイル、インストールしてくれます。
$ sudo port install subversion +unicode_path
3.svnXの設定をMacPortsのSubversionに向ける
svnXを起動し、svnX->Preferencesをひらいて、Path to svn binaries folderに /opt/local/bin と入力して、ウィンドウを閉じれば完了です。
これで、svnX上で日本語のファイルをコミットしても濁点化けを起こさなくなります。