昨日の記事で紹介した、H11Tのイーモバイル回線をアドエスで使う方法の詳しい設定方法を書いてみます。
ペアリング
まず、アドエスにはIBS JapanのIMUB-01 mini USB Bluetoothアダプタをセットアップしておきます。添付のCDに入ってる BT Enabler.cab をインストールして、ブツをUSBコネクタに刺せばOK。*1
アダプタのドライバをインストールすると、設定画面にBluetoothのアイコンが現れます。このアイコンをタップしてBluetoothの設定画面を表示します。
Bluetooth設定を開き、「新しいデバイスの追加...」を選びます。
アドエスが周辺のBluetoothデバイスの検索を開始します。
H11Tのメインメニューから、接続→外部接続→Bluetoothとすすみ、ON/OFFを開いてBluetoothをオンにします。上部アイコン部分にBluetoothのアイコンが出れば準備完了。
アドエスがH11Tを見つけると、リストに表示されます。これをタップして次の画面へ進みます。
Windows Mobileは勝手にパスコードを作ってくれないので自分で決める必要があります。アドエスのテンキーだと英字が入ってしまいますが、数字でないとH11Tで入力できないので入力モードに注意してください。8桁くらいがお勧め。
H11T側で「ペアリングしますか?」と聞かれるので「はい」を選び、先ほど決めたパスコードを入力します。*2
ここでの入力はタイムアウトがあります。手早くやりましょう。
Bluetooth設定画面の登録済みデバイスにH11Tが追加されます。これでペアリングは完了です。
H11T側では、信頼設定をしておくと、接続のたびに「接続しますか?」と聞かれなくて便利です。
メインメニューから設定→外部接続→Bluetooth→登録済みデバイスを開いて追加したアドエスを選びます。その状態でサブメニューを開いて信頼設定をオンにしておきます。
接続の設定
設定画面に戻り「接続」を開きます。
新しい接続のウィザードがはじまります。
接続先名は適当に入力してください。モデムはBluetoothにします。
接続先のデバイスを選択する画面になります。
さっきペアリングしたH11Tを選びます。
電話番号に「*99#emb.ne.jp」と入力します。
「*99#」でもつながりました。上記設定でもつながりますが、できればマニュアルに合わせた方が良いでしょう。
ユーザー名は「em」パスワードも「em」、ドメインは空欄にします。
これで、接続設定が追加されました。
実際の使い方
設定画面「接続」の「既存の接続の管理」のモデムタブで切り替えます。
W-SIMを使った接続をする場合は「自動選択」または「CLUB AIR-EDGE」、Bluetoothアダプタを使ってイーモバイル接続する場合は、先ほど作った接続のラジオボタンを選びます。
今日一日運用してみましたが、BTアダプタがでっぱってかっこわるいことと、切り替えに手間がかかることをのぞけばおおむね満足できます。
あと注意したほうがよさそうなことは、
- イーモバイル接続が有効になっている状態ではpdxメールの受信ができません。使わないときは CLUB AIR-EDGE 接続の設定に戻しておきましょう。
- Bluetoothダイアルアップだと終話ボタンで接続が切れません。ステータスのアイコンを開いて「切断」ボタンを押す必要があります。EasyDialなどを併用した方が便利かも。
ここからさらにアドエスからDeleGateLauncher やWMWifiRouterでiPod touchからアクセスとかもできますね。
移動する区間が地上だけであるとか、イーモバイル経由の接続の割合が多くできる場合はこの方法でWILLCOM側のパケットをかなり節約することができます。あるいは解約してもうわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp;