Visual Studio だけでライブラリをダウンロードして参照設定までやってくれる NuGetが超絶便利 / JpTextBoxもNuGet対応したよ!

.NETのサードパーティライブラリは参照設定に追加しますが、これを探してきたり追加したりするのがかなり不便です。NuGetを使えばVisualStudio上で検索から参照追加まですべて完結することができます。いわば、ライブラリのパッケージマネージャーみたいなもの。

まずはVisualStudioからNuGetを扱うためにアドインをインストールします。アドインのインストール自体もVisualStudio 2010になってからはツールメニューの拡張機能マネージャーから一発。オンラインギャラリーからNuGetで検索すると出てきます。

アドインをインストールすると、参照設定の右クリックのところに Add Library Package Reference が出てきます。

これを選ぶと、NuGetのライブラリに登録されているパッケージから、必要なライブラリを選んでワンクリックでダウンロードから参照設定までやってくれます。

また、参照したライブラリはpackages.configというXMLファイルに記録されるので、使用したライブラリのメタ情報を集めることができて、いままでDLLを参照して使うときにあったもやっと感がすっきりした感じです。

アドインを使うには有料のVisualStudioを持っていないといけませんが、持っている人だったら是非使いたいものです。

JpTextBoxも対応しました

また、あまりに便利だったのでid:tmytに頼み込んでWindows Phone 7アプリに手軽にSocial IMEを使った日本語入力を組み込むJpTextBoxをNuGetパッケージとして公開してもらっています。こちらもあわせてどうぞ。

JpTextBox - 1.1